自己理解を深めるためのテクニック「ジョハリの窓」をご存知ですか?

テクニック

こんにちは、天天堂の白石です。

私は、IT企業に努めており、主にチームを纏めたりチームメンバーのケアがメインで業務に従事しています。弊社は、リモートワーク中心で働いているメンバーが半数以上在籍しています。

その中で、チームワークをもっと高めるためには、何に気をつけたらいいだろう。ということから、「ジョハリの窓」という理論が話題に上がりました。

皆様、「ジョハリの窓」という言葉は聞いたことがありますか?

私はジョハリの窓の考え方を知ってから、チームメンバーを引率する身でありながら、私自身自己理解がまだ至らないなと感じました。

本日は、自己理解を深めることをテーマに「ジョハリの窓」について私なりの考えを踏まえて執筆したいと思います。

ジョハリの窓とは?

ジョハリの窓は、心理学者のジョセフ・ルフトとハリー・インガムが提唱した、自己理解とコミュニケーションに関する理論です。

ジョハリの窓は、「自分から見た自分」と「他人から見た自分」の情報を切りわけて分析することで、自己と他者の理解を深めるものです。ジョハリの窓の考え方では、4つの窓というものが存在します。

「みんなに見せている自分」と「みんなから隠している自分」など、普段の生活の中では気づきづらい自分の一部分を理解する方法を知れば、同じように他者を理解することもできるのではないか、と私は考えます。

ジョハリの窓の考え方を覚えたら、どんな良いことがあるのか

1.コミュニケーション能力の向上に繋がる

ジョハリの窓は、自己と他者の関係性を明確に示すことができるので、自分の考えていることと、相手が考えていること。を理解しやすくなります。そのため、自分自身や他者とのコミュニケーションにおいて、情報の共有や開示がしやすくなり、コミュニケーション能力の向上に繋がります。

2.信頼関係が築かれる

お互いがお互いをより深く理解することができ、信頼関係が築かれやすくなります。また、自己開示をすることで、共感する他者が現れた場合、相互理解に繋がります。

3.チーム内での課題出し、課題解決へ

ジョハリの窓で自己認識が高まり、自分の強みや弱みを把握することができれば、課題を見つけることができるようになります。また、自己を理解していれば、課題に対しての解決策を具体的に見出すことができるので、結果としてチームに貢献することができます。

4つの窓について

1.開放の窓

自分も他人も知っている自分の性質

例えば、自己紹介や職業など、外部から直接見ることができる情報が含まれます。

開放の窓がクローズしている人は、他者からは「よくわからない人」と見られやすい傾向にあります。

2.盲点の窓

自分は気付いていないが他人は知っている性質

例えば、口癖や癖、態度などです。盲点の窓を知って、自分が知らなかった自分の性質を理解し受け入れていくことで、開放の窓に移っていくと言われています。

3.秘密の窓

 他人は知らないが自分は知っている性質

例えば、内面的な思考や感情、プライベートな情報などが、秘密の窓に含まれます。

この窓の項目が多い人は、意図的に開示していない場合と、自己表現が苦手で開示できていない場合とがあります。

開示できる部分を少しずつ増やせていければ、開放の窓がどんどん充実していきます。

4.未知の窓

 自分も他人も知らない性質

例えば、未知の才能や性格傾向、潜在的な可能性などです。

こちらは、新しいことに挑戦したり、触れ合ったりすることで気づくことができます。

自分の知らない世界に一歩踏み込むことで、新しい可能性を広げてみてはいかがでしょうか。

実際によくある事例をジョハリの窓視点で考えてみた

ジョハリの窓は、人間関係において重要な役割を果たします。普段の生活の中はもちろん、ビジネスの中でもすごく重要なことではないでしょうか。例えば、

・クライアントとの意思疎通ができておらず、クレームが入った。

→お互いの開放の窓が足りなかった。では、盲点の窓と秘密の窓は何だったんだろうか。

・チームメイトに新しい仕事を依頼したら、思っていたよりいい出来だった。

→秘密の窓の開示、または未知の窓を開けたことにより、よりお互いのことを知ることができた。

・相手が今すぐしてほしいことと、違うことをしてしまっていた。

→やることのタイミングを間違えてしまう。ということは、自分自身の開放の窓が少ないこと(実施する前に他人が止められない)と、他の人の開放の窓を気にかけていないことが原因で起こります。

人から依頼されたことは特に、「いつまでに、どのように完結させたいのか」など詳しく確認して、相手の意思と噛み合わないことのないように、注意しましょう。

まとめ

ジョハリの窓について理解すれば、人とのコミュニケーションでトラブルがあったとしても、何が原因だったかをすぐに気付けるようになります。

自分自身を理解した上で、他人の意見に耳を傾け、お互いの開放の窓を確認しあいながら、意見をすり合わせることで、盲点の窓・秘密の窓が少しずつ開放の窓になり、ふとした時に未知の窓を開くことができるのではないでしょうか。

ぜひ、ジョハリの4つの窓を理解し、皆様のコミュニケーションに役立ててください。

私は、自分チームを管理することもそうですが、お客様と関わることも多く、お客様との関わりは今後もっと増えるだろうと考えています。その時に、私がお客様のご意思をきちんと汲み取れていなければ、お客様の不利益になるだけでなく、チームメンバーに円滑な指示を出すこともできなくなります。

結果として誰の得にもならず、悲しい結果になってしまう。ということのないように、今からでもジョハリの窓の考え方を活用して積極的にコミュニケーションをとっていこうと思いました。

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